代用

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周りの日越夫婦に聞くと、これは結構ベトナム人あるあるらしいのですが、夫は物を捨てるのが苦手です。

 

わたしが捨てようとして袋にまとめているものを、出して戻していたりもします。

 

「だってそれ壊れてるよ?」

「もう破れてるから使えないよ」

そう言うと

 

「でもこうやって使える!」

と本来の用途でない使い方をしてでも残そうとします。

 

「全然使ってないじゃん!」というものでも、「夏になったら使うもん!」「捨てたらかわいそう!」

 

自称ミニマリストのわたしとしては、部屋にいらないものがあるのがちょっとストレスです。

 

掃除もしにくいし!

掃除するの、わたしだし!

 

でも逆に新しいものを買おうとしても

 

「わざわざ買わなくても、これでいいよ。もったいないよ」

とあるもので代用しようとします。

 

案外それで間に合ったりして、今まで絶対必要だと思ってたものは実はそうでもないんだなぁと気付かされたりもします。

 

なんでも本来の用途ルールを無視して使えるものを使おうとするので、わたしのヘアクリップで調味料の袋をとめていたり笑

 

でも着なくなった洋服をそのまま雑巾にする文化だけはやめてほしいです。ローカルのお店に言ってもTシャツでテーブルを拭いてるのをよく見かけます。

 

わたしは服は綺麗に洗って、畳んで、きれいな袋に入れてゴミに出すようにしているのですが、、、ふと管理人室を見るとそれを管理人さんが自分の家の雑巾に使っていたりします。

 

せめて糸を解いて縫って使うならわかりますが、、、

 

捨てるより、そっちのほうがかわいそうに見えます、、、

 

タインくんの言えない日本語

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技能実習生に日本語を教えていたとき、みんながいちばん苦労するのが「つ」の発音でした。どうしても最初は「ちゅ」に近い音になってしまいます。

 

でもこれは長く日本語を勉強していれば、みんな言えるようになり、ベトナム人の先生たちはみんな綺麗に「つ」と言えていました。

 

「さしすせそ」が「しゃししゅしぇしょ」になってしまうことも気になっていましたが、これは教科書のローマ字表記が「sa shi su se so」になっているから、それをベトナム語読みしているのだと慣れてからわかりました。ベトナム語で書くなら「xa xi xu xe xo」のほうが音が近く、それに書き直すとみんな普通に発音できました。

 

「ざじずぜぞ」や「びゃ びゅ びょ」などの小さい「や ゆ よ」がつくような音もみんな苦手でした。後、出身地によっても、発音の得意不得意があるみたいで。みんな言える音なのに何度練習してもできない実習生がいて何でかなぁと思ってきたら、「○○さんの地元の言葉には、その音がありません」と違う子が教えてくれました。地域によって言葉が全然違うベトナム語。なるほどなと思いました。

 

うちのタインくんが言えない単語は「居酒屋さん」です。タインは元留学生で日本には5年弱滞在。日本語の勉強歴も長いので、そんなに発音に苦労する文字はありません。普通の「ざ」は普通に言えるのに。わたしが「いざかやさん」と言ったらその通りにリピートできます。でも自発的にいうとき、なぜか「いやかやさん」に戻ってしまいます。かわいいけどね(*´-`)

 

 

キティちゃん

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タインは割と素直で、わたしの好きなものをすぐ好きになってくれる傾向があります。

 

中でもいちばんは、キティちゃんです。タインの発音だと「ヘローキティ」。

 

街中でキティちゃんの何かを見つけても「あ!ヘローキティ!かな、ほしい?」と必ず聞いてきます。

 

わたしはキティちゃんがすきですが、別にキティちゃんの服を着たりバッグを持ったりして、自分で身につけたい訳じゃないです(笑)

ハンドメイドタイン

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事故から2ヶ月たって、ちょこちょこですが、外を歩けるようになりました*

 

使用期間中の事故でまた仕事をなくしてしまい、面接のための手帳を買いに行きました。

 

でも家の前には、黒の手帳しか置いていませんでした、、、。

 

わたしはかなり自分の感覚とか好みに神経質なほうだと思います。仕事からひとつひとつの持ち物まで、自分が心から喜べるもの、すきだと感じられるものじゃないと納得ができません、、、。

 

黒い手帳が嫌だったわたしは帰り道に涙がとまらなくなりました。いい歳してありえないとは思うんですが、、、事故と失業で気持ちが弱っていたことをご理解ください(p_-)

 

それを見てタインがわたしのマスキングテープでささっと花柄の手帳にかえてくれました*なんだかとっても心が晴れやかになりました*

 

ベトナムの人って持っているもので工夫したり、綺麗に飾ったりすることが本当に上手だなと思います。

交通事故

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先月末、交通事故にあってしまいました。バイクが右往左往に入り乱れる光景は、ある意味ベトナムの名物ですよね。

 

最初は道路も渡れませんでした。初めてバイクの後ろに乗ったときは、緊張して前の人にしがみついていたし。それがだんだんと慣れていって、、、

 

道を渡るのは今でもこわいし、危ないなぁーってヒヤッとする瞬間も何度もあったのですが。

 

やっぱりそれでも慣れてしまって、過信していたと思います。バイクの後ろにのることは、もう全然こわくなくて、手を話してスマホをいじったり、写真や動画を撮ったりで。

 

その日もバイクの後ろで、丈の短いワンピースを着ていました。パンツを履いていれば少しは違ったかもしれません。前を走っていたバイクが突然突っ込んできたバスをよけて、そのバイクをよけられずに、右足の膝下半分くらいを怪我しました。

 

その場にいたおじさんが急いでわたしのパーカーをつかって止血してくれ、そのままバイクにのって近くの病院へ。そこで応急処置をした後、今度は大きな専門の病院へタクシーで移動して、そこで縫合してもらいました。

 

1か月間、ベッドから動けず、痛みとフラッシュバックの恐怖との戦いでした。今は痛みも随分よくなって、ちょこちょことなら自分で動けるようになりました。でも今でも思い出すと、とてもこわいです。

 

それでもわたしは治る怪我ですんで、運がよかったのだと思います。本当はいくら気をつけても足りないくらい危ないハノイの交通事情。これからは気を引き締めようと思います。誰にもこんなに怖い目にはあってはしくありません。どうぞみなさん、お気をつけください。

マットレス

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わたしの知る限り、ベトナム人の多くは固いベッドを好みます。

 

田舎のほうへ遊びに行くと、マットレスすらなくて、夏はベッドにそのままだったり、ゴザをひいたままだったりします。

 

これが夫の実家を含めてベトナム人のお家にお泊まりに行くときの、わたしの大きな悩みのひとつです。

 

フワフワのマットレスに慣れてるわたしは、背中が痛くて寝られません、、、

す。

 

やはりこれはその土地にあった文化で、、、暑い国にフワフワのマットレスは合わなかったのかな??

 

 

健康診断

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病院で身長と体重をはかりました。

 

家には体重計もなく、ふだん身長も体重もこまめにチェックする習慣もなく、、、

 

結論から言うと、わたしは背ものびていたし、体重も増えていました(笑)毎晩ご飯2杯食べてるから(笑)

 

上に乗ったら、身長をはかる棒(?)がパチンとおりてきて、身長と体重を自動ではかってくれるものだったんですが、

 

それを見ていたタインが「自分もはかりたい!!」と(*´-`)

 

頼んでタインもはからせてもらったのですが、結果が不服なようで自分はもっと背が高いはずだと言い張ります(*´-`)

 

そういえば、これまでも何度もわたしより背が低い人が「155cmです」と自己申告してきました。どうもわたしの感覚より、ベトナム人は自分の身長を高いと思っている、、、はかり方が日本と違うのでしょうか??

 

基本的に小柄なベトナム人。わたしは日本では小さいと言われまくって来ましたが、ベトナムに来たらみんなわたしと同じくらいです(笑)

 

そしてみんなとても細いので、、、日本だと健康診断のとき「もう少し太ったほうがいいですね」と言われたりしてたんですが、こっちだと何も、、、(笑)健康的な体格です(*´-`)

 

わたしが最初ベトナムの田舎に来てもうひとつびっくりしたことが、不妊治療の多さです。みんな二十歳前後で出産するのに、どうしてかと思っていたのですが、、、やっぱり体が小さく、細すぎるのではないでしょうか??

 

ハノイのほうに出てくると、田舎のほうよりも、ぽっちゃりした人が多い気がします。田舎と都会で生活も全然違いますもんね。